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12月05日 「覚悟」がない安曇野市平和都市宣言

~「覚悟」がない安曇野市平和都市宣言/市議会で小林市議が疑義~

 安曇野市議会は2012年12月5日、本会議を開き、議案質疑を行った。小林純子市議(無所属連合)はこの12月定例会に市が提出した「安曇野市平和都市宣言」の内容について「反核、反戦といった核心をつく言葉がない。解説(注釈)で言葉を補うというが、このような平和宣言をする意味があるのだろうか」と疑義を呈した。

 小林議員は質疑通告で①宣言の目的(目指すところ)はなにか②パブリックコメント(市民の意見)はどのように反映されたか、を質問。宮田総務部長は「合併前からの懸案であり庁内プロジェクトチームで検討、市民に意見を募った。22人のパブリックコメントが寄せられ、非核、反戦いろんな表現があった。検討の結果、核兵器や戦争と言った範囲だけでなく、市民全体の見方とし、反戦や非核は注釈に文言を加えることにした」と説明した。

 小林議員は「パブリックコメントは公表されていない。宣言には反核・反戦といった核心をつく言葉がない。解説で補うというが、市長はこれまで『非核、反戦でない宣言とし、すべての不安や争いをなくすことを表現した。既に非核、戦争放棄、こういったものは憲法9条によって守られている』(3月議会答弁)などと説明してきた。非核反戦は憲法や政府にお任せで、宣言に意味があるだろうか」と疑問をぶつけた。総務部長は「パブリックコメント公表は意思決定してからという方針だった。議案になったので公表する。言葉はむずかしい。反戦非核という言葉だけでない安曇野市の平和の形を求めた。反戦をないがしろにしたわけでない」といささか分かりにくい説明。

 これに対し小林議員は「合併前の5町村の取り組みがあり、その文言には反戦反核があった。今回の宣言は〝次世代に語り継ぐ〟という。それをやるのは、私たちの世代。その私たちの覚悟が、この宣言には表現されてない」と強く宣言を批判した。
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 安曇野市平和都市宣言は6日の総務委員会に付託された。12月定例会へは5件の請願が出されているが、「住民訴訟等に係る訴訟費用請求について市の基本方針の見直しを求める請願書」も、6日の総務委員会で審議される。

(まとめ・安曇野市を考える市民ネットワーク 横地泰英)
by azumino_snet | 2012-12-05 23:30 | 見てみよう安曇野市議会


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